(no subject)

サングラスに映った青空は

目で見るより鮮やかで

Glassを傾けると

クリームソーダ色の空が弾けた

怺

泣きたくても泣けない弱さよ
痛くて笑えない筈なのに
気付けば無感情な笑顔が居る


仮面を裂いて
自分を咲いて


苦しくて何も聞こえない
淋しくて何も見えない


本当は知るのが怖かった


独りじゃないよ此処に居るから
どこに居ても　心に居るから


震える身体　責めなくてもいい
冷えた身体　温めよう


自分に問いかけても
答えてくれない


声は殺さなくていい
傷ついた自分　泣いてもいい
血は流さず　痛みを流そう

無題

契れた羽を見続ける
自分の無力の象徴だから


今度は
硝子で出来た羽を創ろう


黒く汚れた羽を捨てて
涙を集めて　Glassの様な輝きへ

無題

現在以外の先はない






過去以外の後もない






月の片鱗を覗けばそこは







闇以外無い様に






またその先もない







作り出すしかないのだよ







君が望めば







きっと囁く泣き声







君にしか分からない





誰も分からない君だから

No title

世界は加速を留めない


そして置き去りにされた


青い青い大空は


沢山の虚しさを少しでも忘れるため


ただただひたすらに大粒の涙を流すしかなかった


青い青い涙は心を沈め


そして癒してもくれる


青い青い大空は自分を隠すためにその姿を変えてゆく


暗い暗い心を隠す為に


大空を黒一色に


けど隠すことの出来ない希望に


一番星を見つけたよ


願いを込めて


流れた流星